自衛隊をやめるとどんな良いことがあるかな?、自衛隊を辞めた人って後悔していないのかな?今回はそんな疑問にお答えします。
この記事を書く私は、約4年間海上自衛隊に勤務し、24歳で退職後、現在は建築業の経営コンサルタントとしてキャリアアップに成功しています。
自衛隊を辞めて良かったこと
自衛隊を辞めて良かったことは、極めて個人の見解によるものが多いです。その中でも、誰もが思う辞めて良かったことや、私が個人的に辞めて良かったことがありますので、以下にて解説していきます。
自由になった。
まず、自衛隊を辞めて一番良かったことは『自由になった』と言うことです。これは、自衛隊を辞めた人全員に共通するものだと言えます。自由の中でも種類があります。
身体的に自由になった。
具体的には、縛られた生活から解放されて自由になります。隊舎暮らしにおける縛られた生活(掃除・巡検・外出証の交換)、外出エリアの規制、等々。
これらの身体的ストレスから一気に解放されることで、自由になり、自衛隊を辞めて良かったと、誰もが思うことができます。
経済的に自由になった。
具体的には、副業ができるようになります。今の時代、副業なんて当たり前。しかし自衛隊にいる限り、メルカリで転売することもちょっと友達のお店を手伝ったりすることすらできません。そして、仮に隠れて副業をやったとしてもバレた時に処分されるリスクを考えると安心してすることはできません。
しかし、自衛隊を辞めれば、そのようなストレスからは解放されて、誰に何を言われること無く好きに副業ができるので、自由になり、自衛隊を辞めて良かったと誰もが思うことができます。
個人的な良かったこと
私自身が感じた、自衛隊を辞めて個人的に良かったことは以下です。
自分の時間が増えた。
その理由は、遊び、外食、飲み会などの時間が減ったからです。基地・駐屯地内で暮らしているとどうしても、同僚や同じ隊舎で暮らす人たちとのお付き合いがあります。自衛隊を辞めればこのような時間がなくなりましたので、空いた時間を自分の時間にすることができ、時間が増えました。
ただし、元々人付き合いをあまり気にしないと思っている人このようなメリットを感じられないと思うので、私の個人的な自衛隊を辞めて良かったことになります。
思考力が身についた。
当たり前ですが、思考力とは考える力のことです。自衛隊にいた時は、言われたことをやるというのが自分の仕事でしたので、あまり頭を使うことがありませんでした。そのため、最初、民間に転職した頃は、自分の思考力の無さに相当苦労しました。しかし、転職して考えることが増えたことで思考力が身についたので、自衛隊を辞めて良かったと言えます。
ただし、元々思考力が備わっている人は、自衛隊を辞めて思考力が身についたと感じることもありませんので、あくまで私の個人的な自衛隊を辞めて良かったことになります。
自衛隊を辞めて後悔したこと
次に自衛隊を辞めて後悔したことと、自衛隊を辞めて今よりも悪くなったことをお伝えします。
休みが減った
私が今回言っている休みというのは休暇日数のことです。GW・夏・冬の休暇日数は自衛隊の時と比べてに減り、今の方が悪くなりました。しかし、色んな業界の人の話を聞く中で、自衛隊の休暇日数はかなり多い方だと知ったので、今は民間に行けば休みは減るのは当然だよねという感覚です。
そのため、もし後悔したことというのであれば、その長い休暇中にもっと旅行に行っとけば良かったということです。
食事代・家賃などの費用がかかるようになった。
自衛隊にいた時にはかからなかった、食事代・家賃・光熱費も転職して一人暮らしを始めれば、全てかかりますので悪くなったと言えます。そのため、自衛隊にいる間に、かからなかった費用分をもっと貯金をしておけば良かったと後悔はしております。
なんでやめたの?と聞かれる。
後悔したこととは全く関係ないですが、自衛隊を辞めると周りの人から「なんでやめたの?」とほぼ100%聞かれます。
これは、周りの人から見ると「自衛隊は公務員で安定してのになんで辞めちゃったの?」と気になってする質問です。余談ですが、自衛隊は世間的な評価は高かったんだなと思います。この質問に回答する機会が増えて、説明する手間が増えたことが自衛隊を辞めて後悔したことでしょうか。
まとめ
私の経験と自衛隊を辞めた人との話しを聞くと、結論、自衛隊を辞めて良かったこと悪かったことというのは、辞めた人によって見解が違うということになります。この中で共感できる部分があったら、きっとあなたが自衛隊を辞めた時に同じ気持ちになると思います。
今回の記事に関連した内容で「自衛隊にいるメリット・デメリット」も書いておりますので、読んでみて下さい。